クロアチアの港町リエカのランドマークのひとつとして愛されるのが、町の中心地、聖セバスチャン教会の裏手にひっそりと佇む古い石のアーチ。
「ローマのアーチ(Rimski Luk)」と呼ばれるこのアーチは、町で一番古いモニュメントとして1700年代から有識物たちの注目を集めてきました。
ローマ皇帝クラウディウスの凱旋門、ローマ時代にあった町の門など、様々な憶測がなされましたが、20世紀中頃になり、要塞(現在のトルサット城)の門の一部であることが解明されました。
建物の隙間にひっそりと佇んでいるだけなので、知らないとスッと通り過ぎてしまいそうになるかもしれませんが、リエカ散策の際はどうぞお見逃しなく!