【厳選】「行って良かった!」と本気で思った、ローマ観光のスポットBEST 7

まるで街全体が美術館や博物館のような、見所満載のローマ!

 

限られた貴重な旅先での時間。見所が多すぎて、ガイドブックを読みながら「どこに行こう?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

 

クロたびスタッフ(筆者)もそう感じたひとり。初めてローマを訪れた際、約4日間滞在しましたが、ゆっくり街歩きを楽しむ旅が好きなため、主要な観光スポットを周るので精一杯でした。

 

クロアチア在住の筆者にとってローマ観光情報は専門外。まだまだ知らないローマの魅力的なスポットも多いとは思いますが、忘備録も兼ねて、これからローマ観光をされるみなさまの何らかのヒントになれば・・・と思い、有名なローマの観光スポットの中から、実際に自分たちが訪れてみて「行ってよかった!」と感じたものをリストアップしてみました。

 

(各スポットの詳しい見所や情報はガイドブックやイタリア専門サイトさん等に、たくさん正確で詳しい情報が載ってますので、ここでは割愛しますね)

第7位 コロッセオ

 

ローマのシンボル的存在であるコロッセオ。「ローマに来て、コロッセオを観ずして帰れない」と思い、ローマ観光の初日に真っ先に向かいました。

 

コロッセオの姿が見えてくるにつれ、なんだか急に「ローマに来たんだ!」という実感が湧いてきてワクワク。いよいよコロッセオに到着すると「おぉ~!これがあの有名なコロッセオか!」と、その大きさと迫力に改めて圧倒されました。

 

クロアチアのプーラという町にも古代ローマ時代に造られたコロッセオ(円形競技場)があるので、コロッセオを目にするのは初めてではありませんでしたが、さすが世界最大の規模を誇るローマのコロッセオ! プーラのものよりも遥かに大きいその規模に感動してしまいました。

 

 

もちろん内部の見学もしましたが(その素晴らしさは私なんぞが述べるまでもないと思うので、詳しくは割愛しますが)その歴史はもちろん「これが二千年も前に造られたなんて信じられない・・・!」と、古代ローマの建築技術の高さただただ驚かされました。

 

ちなみに、周辺にはコロッセオを眺めることができるテラス席のあるカフェがいくつかあるのですが、そこで朝食を食べながら過ごしたひとときも旅の良い思い出になりました。

 

ただ、コロッセオが見える席は大人気ですぐに満席になってしまうので、席が空くのを気長に待つか、朝食やコーヒーを楽しむなら朝早くに行くことをおすすめします。

 

第6位 パンテオン

 

予想外に筆者の心に響いたのがパンテオン。

 

プライベートの旅に出る時は大抵さっとしか下調べをしないため、実はパンテオンはノーマークだったのですが、たまたま前を通りかかり、その重厚な美しい建物に思わず心を奪われました。「なんだここは?」と、吸い寄せられるように中に入って行くと、天井を見てさらにビックリ!

 

美しい幾何学的な模様の天井にはぽっかりと穴が開いており、そこから青空が見えていたのです!

 

パンテオンの天井

 

中にあった椅子に腰かけてしばらく天井を見つめていたのですが、天井から差し込む光が何とも神秘的で印象的でした。

 

周りには同じく見学を楽しむたくさんの観光客がいましたが、何故かそれも気にならないくらい居心地が良く、引き込まれる美しさがありました。

 

 

また、パンテオンの一角には多くの人々の注目を集めるエリアが。「なんだろう?」と気になって、手元にあったスマホで調べてみると、それはなんと・・・ラファエロのお墓!

 

「ふらっと立ち寄った場所にラファエロのお墓があるなんて・・・さすがローマ!」と一緒に旅をしていたクロアチア人共々驚嘆してしまいました。

サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会

 

ちなみに同じ日の朝、宿の近くを散歩中のこと。これも同じくたまたまふらっと立ち寄った教会(※)には「聖ペテロの鎖」なる貴重な鎖が安置されておりビックリ仰天!(※後で調べたら「サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会」という教会でした)

 

さらに驚きだったのがサン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会もパンテオンも無料で拝観できたという点。「クロアチアなら間違いなく拝観料を取られるっっ!!」と、ローマの寛大さにクロアチア人も驚いていました(笑)

 

ちなみに、これも後で知ったことですが「パンテオンを見ずしてローマを去る者は愚者なり」という言葉があるそうです。ローマへお越しの際はぜひパンテオンへ!

 

第5位 真実の口

 

意外にもコロッセオよりも「ローマに来たんだ~!」と筆者が実感したのは「真実の口」。(確実に映画「ローマの休日」の影響です)

 

(手を噛み切られないかちょっとドキドキしながら(笑) )もちろん、口の中に手を入れて記念撮影もばっちりしてきましたよ!

第4位 トレビの泉

 

ちょっと違った意味でインパクトが大きかったのはトレビの泉。

 

コロッセオや「真実の口」と同様、あまりにも有名なローマ観光名所なので「絶対に行きたい!」と楽しみにしていたスポットなのですが、泉を目の前にして思わず我が目を疑いました。その理由はふたつ。

 

ひとつめは泉が思っていたよりもコンパクトだったという点。

 

「あの壮大なスケールのトレビの泉がコンパクトだって?お前は何を言っているんだ?!」と怒られそうですが、もちろん噴水自体はとても大きかったですし、数々の大きな彫刻が施された泉の荘厳さに圧倒されましたが、想像していたものよりコンパクトな印象を受けました。

 

「一体どんな大きさのものを想像していたんだ?」と失笑されそうですが、よく見る泉の写真は、「トレビの泉」の彫刻部分をメインにフォーカスをあてたものばかり。

 

そのためお恥ずかしいことに「きっと泉の幅もドドド~ンっと、ものすごい大きいんだろうな~」と勝手に想像していたのです(;´▽`A“

 

 

我が目を疑ったふたつめの理由は、異常なくらいの人の多さ!

 

さすが世界有数の人気観光地であるローマは、どこに行っても観光客だらけでしたが、トレビの泉周辺の込み具合は別格でした。

 

「トレビの泉を背にして、肩ごしにコインを投げ入れると願いが叶う・・・」という言い伝えがあるトレビの泉。

 

筆者も「いつかローマに行ったら、トレビの泉にコインを入れるぞ~」とずっと楽しみにしていたのですが、泉の周りは大大混雑で歩くのもやっとな程!コインを投げる余裕なんてないくらい(泉に近づけない)の混雑ぶりに辟易し、いったん退散することにしました。

 

その後時間をずらして再度訪れてみるとさっきの混雑がウソのように空いていて、ゆっくり楽しむことができました。念願のコインの投げ入れもバッチリしてきました☆

 

第3位 サンタンジェロ城

サンタンジェロ城

 

「ローマ」で一番心に残った場所はサンタンジェロ城。「またローマに行く際は、絶対に訪れたい!」と心に誓ったお気に入りの場所です。

 

サンタンジェロ城の中には絵画や彫刻をはじめとする、様々な展示物もありましたが、私たちが一番感動したのはお城から見える景色

 

お城からはローマを一望することができ、素晴らしいパノラマ風景を楽しむことができました。

 

カフェのテラス席

 

なかでも特に素敵だったのが、お城の中にあるカフェ。

 

カフェの(一部の)テラス席からは、サン・ピエトロ大聖堂を正面に望むことができる絶景を望むことができます。

 

 

なんともロマンチックなローマの風景を眺めながら楽しんだカフェタイムは、一生の思い出になりました。

第2位 バチカン美術館

 

正確には“ローマの観光スポット”・・・ではありませんが、第2位はバチカン(ヴァチカン)美術館!

 

ヴァチカン美術館については、ここで述べるまでもありませんが、本当の本当に見所満載!教科書やテレビで見たことがある有名な絵画や作品がズラズラずらり!!! 

 

 

一緒に旅したクロアチア人のパートナーは普段、美術館や絵画にほとんど関心を示さないのですが、そんな彼でさえバチカン美術館では大興奮。特にシスティーナ礼拝堂にある、ミケランジェロ作の「最後の審判」を見た時は大感激していました。

 

足が疲れてギブアップするまで美術館の中を歩き回りましたが、とても一度の訪問では見きることができない、まさに桁違いのスケールでした。

第1位 サン・ピエトロ大聖堂のクーポラ頂上

 

第1位も”ローマ”ではなく正確には”バチカン”ですが、一番感動したのはサン・ピエトロ大聖堂クーポラ(ドーム)の頂上からの眺め!!!

 

頂上までは550段もの長い長い心臓破りの階段を上っていったのですが、やっとの思いで辿りついた頂上で目に飛び込んできた美しい景色に、疲れも一気に吹っ飛んでしまいました!

 

バチカン、クーポラからの眺め

 

サン・ピエトロ広場とローマの街を一望できるクーポラの頂上は、まさに絶景と呼ぶにふさわしいスポット。ローマ(バチカン)に来てここに足を運ばないなんてもったいな過ぎます・・・!

 

以上いかがでしたでしょうか?

 

あくまでも筆者の主観に基づいたランキングですが、みなさんの楽しいローマの旅のヒントになれば幸いです。

⇒ よろしければ「バチカン市国観光をする前に知っておいた方がいい9つのこと」もあわせてご覧ください

小坂井真美

 

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