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【保存版】ボスニア・ヘルツェゴヴィナ 観光スポット・名所8選

バルカン半島、東西文化の十字路に位置するボスニア・ヘルツェゴヴィナ。まだ日本ではあまり海外旅行先として馴染みのある国ではありませんし、国の名前を聞いたことがあっても「旧ユーゴスラビア内戦」など暗いイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。

 

ですが終戦後20年以上が経ち、まだまだ課題は多いものの、平和を取り戻したボスニア・ヘルツェゴヴィナ。美しさと様々な魅力に溢れる国として、世界中の旅行者の注目を集めはじめています。

 

今回は数ある魅力的な町のなかから、「ボスニア・ヘルツェゴヴィナを訪れるならぜひ足を運びたい町」「日本人が知らない秘境」「旅行者が比較的アクセスしやすい町」にスポットライトを当ててみました!

 

ヨーロッパ一エキゾチックな町 サラエボ

写真中央に位置するのはサラエボのシンボルのひとつセビリ(水飲み場) (C) Flickr / Andreas Lehner

 

「ヨーロッパ一エキゾチック町」と称される、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ(以下「ボスニア」)の首都サラエボ。ボスニアを訪れるなら必ず訪れたい町です。

 

カトリック教会、セルビア正教会、モスク(イスラム寺院)、シナゴーグ(ユダヤ教の会堂)が共に肩を並べて建つ、不思議な光景が広がります。かつて様々な民族や宗教が共存することから「モザイク国家」と呼ばれた旧ユーゴスラビアをぎゅっと凝縮したようなサラエボ。ヨーロッパなのに、まるで中東を旅しているかのような気分に浸れる異国情緒たっぷりの町です。

 

旧ユーゴスラビア内戦の激しい戦火にさらされた悲劇の町でもあるサラエボですが、今では平和と美しさを取り戻し、ヨーロッパをはじめ世界中からたくさんの観光客が訪れるようになりました。

「平和の橋」が見守る町 モスタル

 

サラエボと並び、ボスニアを代表する観光地である世界遺産の町「モスタル」。かつてオスマン=トルコ帝国に支配されていた歴史を持つ町は美しいオリエンタルな雰囲気に包まれています。

 

町のシンボルは川に架かる大きな石橋「スターリ・モスト橋」。現地の言葉で「古い橋」という意味のこの橋は、町がオスマン=トルコ帝国に支配されていた16世紀に建設されました。橋の西側にはクロアチア系(カトリック教徒)住民が、東側にはイスラム系の住民が生活をしており、長い間橋を行き来し平和に共存してきました。

 

しかし旧ユーゴスラビア内戦が勃発すると、民族が入り混じるこの町は泥沼の戦いに巻き込まれ、多くの住人が命を落し、両民族の平和を見守り続けてきたスターリ・モスト橋も爆破されてしまいます。

 

そんな悲しい過去を持つスターリ・モスト橋ですが、戦後、両民族の努力により2004年に再建され、町ももとの平和で美しい姿を取り戻しました。今ではクロアチアのドブロブニクからの日帰り観光先としても大人気で、多くの観光客で賑わいを見せています。

 

町の人々も陽気で明るく、つい最近ここで言葉で表せないくらい悲惨な出来事が起きたとは想像しがたいことでしょう。ボスニアの他の多くの町もそうであるように、モスタルは美しい街並みを楽しめるだけではなく、私たちにとって大切な何かを教えてくれる町なのです。

 

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「ドリナの橋」の舞台 ヴィシェグラード

ヴィシェグラードの「ソコルル・メフメト・パシャ橋」 (C) Flickr / Julijan Nyča

 

世界遺産「ソコルル・メフメト・パシャ橋」がある町として有名なヴィシェグラード。ノーベル賞作家イヴォ・アンドリッチの「ドリナの橋」という作品の舞台となった町としても知られています。

 

ドリナ川の流れと時間がゆっくりと流れる、平和なヴィシェグラード。小さな小さな町なので、橋とイヴォ・アンドリッチの生家や彼が通った学校以外にこれといった見所は特にありませんが、アンドリッチのファンや世界遺産マニアの方にはおすすめの町です。

滝の上の秘境 ヤイツェ

(C) Tourism Association of Federation of BiH

 

サラエボ北西に位置する小さな町「ヤイツェ」。ごうごうと流れ落ちる滝の上に建つ町の姿は、まるでファンタジーの世界から抜け出してきたかのよう。日本ではほとんど知られていない美しいこの町は、まさに秘境を呼ぶにふさわしい存在かもしれません。

 

ヤイツェは14世紀初頭に築かれた町で、かつて「ボスニア王国」の首都でもあった町。まわりを山と豊かな緑に囲まれたのどかな町を歩けば、まるで童話の世界に迷い込んでしまったかのような気分に。小高い丘の上に建つ町頂上付近には要塞があり、上からは美のどかな景色を一望できます。

 

日本人がまだ知らないボスニアの美しい景色に出逢いたい方はぜひ!

 

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地元民お気に入りの癒しスポット ブレロ・ボスネ

 

首都サラエボ近郊に位置する自然公園ブレロ・ボスネ。澄んだ水が流れる穏やかな川、そして緑の木々が広がる美しいこの場所は、地元民もお気に入りのリラックススポット。特に気候の良い季節にはピクニックを楽しむには最高です!

 

サラエボ滞在で時間に余裕のある方はどうぞお見逃しなく!

 

ボスニアで最も美しい滝 クラヴィツェの滝

(C) Tourism Association of Federation of BiH

 

モスタルから南西に約40km、ボスニアで最も美しい滝のひとつと称される「クラヴィツェの滝」が位置しています。

 

雪解けのため水量が増える春先は、水の勢いがかなり激しくなりますが、夏になると比較的穏やかになる滝と川。この時期になると川でラフティングや水遊びを楽しもうと、地元民や観光客が訪れます。

 

マイナスイオンをたっぷりと浴びながら、ボスニアの夏の自然満喫するには最高の場所です!

トルコ人の村 ポチテリ

村の要塞からの眺め (C) Flickr / Shiraz Chakera

 

オスマン=トルコ帝国の面影が強く残るエキゾチックな小さな村ポチテリ。地元の人が「トルコ人の村」と呼ぶこの町は、16世紀~17世紀にかけてオスマン=トルコ帝国により建設されました。

 

丘の斜面に身を寄せ合うように建つ石造りの古い民家たち。なかでも青い屋根のモスクとそのミナレット(尖塔)がとても印象的です。雰囲気たっぷりの街並みは、そぞろ歩きするだけでもワクワク好奇心を掻き立てられます。

 

クロアチアのドブロブニクからモスタルへ向かう途中に位置するポチテリ。時間に余裕のある方はモスタルに行くついでに、ぜひお立ち寄りください。

 

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ボスニア最大の巡礼地 メジュゴリェ

(C) Tourism Association of Federation of BiH

 

ボスニアを代表するカトリックの巡礼地「メジュゴリェ」。

 

ここは1981年に聖母マリアが出現したとされる地で、今もボスニア国内外から大勢のカトリック教徒が巡礼に訪れます。カトリック信者の方にとっては大切な聖地ですが、宗教に興味のない方にとっては正直なところ特にこれといった見所はないメジュゴリェ。ですが、上でご紹介したポチテリと同じく、ドブロブニクからモスタルに向かう道中の付近に位置するため、ご興味のある方は立ち寄ってみるといいかもしれません。

 

以上いかがでしたか?「はじめて聞いた」という町もあったのではないでしょうか。

 

その名が広く知れ渡る前に、ぜひ一度訪れてみませんか。

 

小坂井真美