【貴重なチャンス!】ザグレブ『聖マルコ教会』が一般公開中

聖マルコ教会。この写真では正面の扉は閉じられていますが、花嫁さんが立っている後ろの扉が現在解放されています

 

今日、クロアチアへ観光にいらしてくださった方とザグレブの街を久しぶりに散策をしていたのですが、「聖マルコ教会」の扉が珍しく開放されていることに気が付きました!

 

ザグレブ旧市街に位置する聖マルコ教会は、可愛らしい屋根瓦が印象的な人気のザグレブのランドマーク。

 

内部には「クロアチアのロダン」と称えらえる天才彫刻家・イヴァン・メシュトロヴィッチが手掛けたキリストの磔刑像や銀の十字架、農民の格好をした聖母マリア像などが祀られています。

 

⇒聖マルコ教会について詳しくは「“クロアチアの永田町”に位置する 聖マルコ教会」をご覧ください

 

ザグレブを訪れたらぜひ訪れていただきたい必見スポットなのですが、残念ながら普段は教会内部が一般公開されることはほとんどありませんでした。

 

聖マルコ教会の教会の扉が開かれるのはミサや結婚式の他、特別なイベントやセレモニーの時のみ。「めったに内部が見られない教会」として知られていたのですが、今日は珍しく扉が解放され、たくさんの観光客が出入りしていました。

 

実は、聖マルコ教会の中に観光客を含めた一般人が出入りしているのを目撃したのは、筆者はこの10年間で今日が2回目でした。

 

1回目はほんの1週間ちょっと前のこと。その日は「こんな珍しいこともあるんだな~」と感激しただけで、「たまたま、特別な日で開放されていたのかな?ラッキー!」と思っていただけだったのですが、今日も開いていたのでびっくり。

 

聖マルコ教会の内部

 

前回は教会内部に関係者らしき方の姿が見当たらなかったのですが、今日は神父さんらしき方がドネーションボックスの前に座っていらしたので「いつから一般開放されるようになったのですか?」と尋ねてみると「ほんの2週間前からですよ」というお返事が。

 

続けて「そうなんですね!いつまで開放する予定なのですか?」と尋ねると「う~ん・・・9月中は開放する予定ですが、その後はわかりませんね。まあ、観光客の方が多いシーズン(9月末あたりまで)中は開放する予定ですよ。ひょっとしたら、クリスマスの時期にも再度開放されるかもしれませんが、まだわかりませんね」とのこと。

 

「あっ、それから、入場料は頂いておりませんが、ご見学されたら、ぜひ教会への寄付を頂けると嬉しいです」と神父さん。金額は皆さんそれぞれですが、コイン数枚から、10クーナ、20クーナ札を寄付されている方もたくさんいらっしゃいました。

 

うっかり、神父さんに毎日何時から何時まで開放されているのか聞き忘れてしまったのですが、前回も今日も16時頃訪れて開放されていたので、恐らく朝から夕方頃まで開放されているのだと思います。

 

貴重なこの機会!近々ザグレブへお越しの方はぜひとも「聖マルコ教会」の内部の見学もお忘れなく!

 

(2017年8月29日 小坂井真美

 

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