ドブロブニクからの日帰り旅行。コトルとモスタル、どっちがおすすめ?

世界遺産の町、コトル

回答

ドブロブニクから人気の日帰り旅行先でもあるボスニア・ヘルツェゴビナのモスタル(Mostar)とモンテネグロのコトル(Kotor)。どちらも、それぞれ異なる魅力があるため、クロたびスタッフには甲乙つけ難く、いつも答えにとても迷ってしまうご質問です。

 

まずドブロブニクから各町への所要時間ですが、以下のようにあまり違いはありません。

・ドブロブニクーコトル : 約2時間 / 91㎞ 

 

・ドブロブニクーモスタル : 約2時間半 / 132㎞

 

※ここで記している各都市の移動時間はレンタカーや専用車など、を利用して移動した時の目安時間です。道路状況、国境状況により時間が前後することもありますので、旅のプランニングの際はご留意ください。

 

特に夏の観光トップシーズン(7月・8月)は国境が混雑しがちのため、上記時間よりも時間がかかることがあります。(※関連のご質問⇒「夏、ドブロブニク=モスタルやコトル間の国境は大混雑するって本当?どれくらいかかる?」)

コトルの街並み

 

一方、町の雰囲気は、コトルとモスタルは大きく異なります。

 

コトルはアドリア海から続く湾の奥深くにひっそりと佇む町。中世の面影を色濃く残しており、その自然と歴史の豊かさから世界遺産にも指定されています。

 

ヴェネチア帝国の支配下に長く置かれていた歴史を持つため、石畳の路地が入り組む旧市街は、どこかヴェネチアを彷彿とさせる雰囲気が漂っています。

 

ドブロブニクとは少し異なる雰囲気を持つ町ではありますが、やはり「アドリア海に面する町」「オレンジ色の屋根瓦の町」と共通する点も多く「ドブロブニクと似ている町」だと感じる方も多いようです。

 

モスタル

 

一方、モスタルの街並みは、ドブロブニクを含めたクロアチアの町とは全く異なります

 

オスマン・トルコ帝国の支配下に長く置かれていた歴史を持つモスタルは、街中にモスク(イスラム寺院)が建っており、オリエンタルな雰囲気が漂っています。

 

「リトル・イスタンブール(小さなイスタンブール)」という愛称を持つモスタルは「ヨーロッパなのにヨーロッパじゃないみたい!」という印象を旅人に与えてくれます。

 

このような理由から「”一風変わったヨーロッパ”を楽しみたい」という方には、モスタルがぴったりだと思います。

 

(ですが、できればコトル、モスタルの両方を訪れてみてくださいね!)

 

なお、モスタルもコトルも安心して観光ができる平和な町ですが、スリにはくれぐれもご注意ください

 

⇒スリ被害対策のためにも、ぜひ「要チェック!スリのターゲットになりやすい人の6つの特徴」をご覧ください

 

パスポートを盗られてしまうと、再発行の手続きをしないと帰国できないのはもちろん、クロアチアにも戻ってこれず、非常に面倒なことになります。

 

なお、ドブロブニクからコトルやモスタルに日帰り旅を検討されている方から「現地発の団体ツアーとプライベートツアー、どっちがおすすめですか?」というご質問もよく頂戴しますが、そちらに関しては詳しくは次をご覧ください(↓)

 

⇒ ドブロブニクからモスタルへの日帰りは、個人・団体ツアー、どちらがおすすめ

 

⇒ ドブロブニクからコトルへの日帰りは、個人・団体ツアー、どちらがおすすめ?

 

 

 

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