旅行前にチェック!モンテネグロ観光基本情報

 

モンテネグロの国旗

モンテネグロの国旗

 

ビザ(査証)

3ヵ月以内の観光目的の滞在ならビザは不要。

水は飲める?

「安心して飲むことができる」と言われるモンテネグロの水道水ですが、普段から飲み慣れていない旅行者はやはり避けた方が無難。 飲み水はペットボトルのミネラルウォーターを購入されることをおすすめします。歯磨きや手洗い、調理などにはもちろん安心して水道水を利用することができ ます。

日本との時差は?

日本とモンテネグロの時差は、冬時間では日本が8時間、夏時間(サマータイム)では7時間早くなります。 サマータイムは毎年3月最終日曜日の午前1時に始まり、10月最終日曜日の午前1時に終わります。7月や8月頃になるとサマータイムの影響もあり、午後9 時頃までうっすらと空が明るく、1日がとても長く感じられます。

日本からのアクセス

ドブロブニクからの日帰り旅行先としても人気が高いコトル  (C)Flickr/Antti T. Nissinen https://www.flickr.com/photos/veisto/5936363978/

ドブロブニクからの日帰り旅行先としても人気が高いコトル  (C)Flickr/Antti T. Nissinen

 

現在、日本とモンテネグロを結ぶ直行便はなく、ヨーロッパや中東の主要都市で最低1回は乗り換えが必要です。フライト時間の目安は乗り継ぎ時間も含め約17時間~。移動だけで片道ほぼ1日がかりとなります。

 

日本から直行便のある都市では、イスタンブール、ローマ、ウィーン、フランクフルト、チューリヒ、パリなどからポドゴリツァ行きの便があります。これらの都市を経由することにより、乗り換え1回でポドゴリツァへアクセスすることができます。

 

またクロアチアのドブロブニクからの日帰り旅行地としても人気のモンテネグロ。バスや車を利用して陸路でコトルやブドヴァなどを訪れる観光客もたくさんいます。

 

電圧・プラグ

モンテネグロの電圧は220V、周波数は50Hz。モンテネグロ旅行の際に、近隣のクロアチアなどを訪れる方も多いと思いますが、これらの国々も同じCタイプの形状。電圧も周波数もモンテネグロと同じです。

 

>>>「変圧器は必要? クロアチアの電圧・プラグ事情」でお伝えしていることは、モンテネグロにもあてはまります。ぜひ合わせてご覧ください。

 

公用語

公用語は「モンテネグロ語」ですが、セルビア語はもちろん、クロアチア語とも非常によく似た言葉です。また観光地では英語やドイツ語がよく通じます。

 

モンテネグロ語独特の文字がいくつか存在しますが、セルビア語のようなキリル文字ではなくアルファベットで表記され、文字通りに発音されるので、日本人にとっても比較的馴染みやすい言葉です。

通貨と両替

モンテネグロはEU加盟国ではりませんが、ユーロが公式通貨として使用されています。

 

一番のおすすめの両替方法はクレジットカードの海外キャッシング機能を利用してATMでクーナを引き出すというもの。「モンテネグロではこのくらい現金を使う」と事前に決めておいて一気に引き出せば、手数料をかなり安く済ませることができます。

 

ですが、何らかの事情でクレジットカードが使えなくなる不足のトラブルが発生するかもしれませんし、ある程度日本で円をユーロに両替して現金もご用意して来られることをおす すめします。

 

「キャッシング機能は使いたくない」という方は、日本で円をユーロに両替してくるといいでしょう。

チップ

モンテネグロでは「チップは必ずしも払うべき」という習慣はありませんが、やはり素晴らしいサービスを提供してもらった時に感謝の気持ちを表す方法のひとつとしてチップは最適です。

 

ホテルで荷物を運んでくれるポーターや、ルームサービスの係り の方、カフェやレストランでの会計時、タクシーの運賃支払いなど……。

 

高級レストランなら合計金額の10%程度、カフェやカジュアルなレストラン、タクシーの支払い時には合計金 額の端数部分を切り上げ、おつりとなる金額をチップとして渡すと喜んでもらえます。

治安

モンテネグロは凶悪事件などもめったになく、比較的治安の良い国だと言われています。ですが、やはり観光客を狙ったスリや置き引きが多数報告されているので身の回りの貴重品には十分に気を付けてください。

 

またクロアチアやセルビア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナと同様、複雑な民族問題を抱えるモンテネグロ。

 

とても気さくで、おしゃべり好きなモンテネグロの人々ですが、旧ユーゴスラビア内戦関連の話題や、民族的・宗教的な話題は思わぬ誤解に発展してしまう可能性もあるので避けること。相手から話してくれる場合は別ですが、そうでなければこちらからそのような話題を振るのは控えましょう。

 

>>>スリ対策は「要チェック!スリのターゲットになりやすい人の6つの特徴」をぜひご覧ください

 

気候と旅の服装

 

※各季節、イメージとしてはクロアチア旅行の服装と同じですので、ぜひ「クロアチアの季節・気候・服装アドバイス」をヒントにしてださい。

マナー

日 本ではお店に入る時にあいさつをするという方は少ないと思います。ですが海外ではたとえスーパーであっても、市場であっても、小さなお店であっても、入店時やレジでの支払い時は「こんにちは」と挨拶するのがマナー。モンテネグロでも同様です。それから何も買わずに店を出る時も一言「ありがとうございます、さようなら」の一言を お忘れなく。