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水曜日, 8月 1st, 2018
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【お知らせ】クロアチア┃ザグレブの「石の門」工事中で拝観不可 

工事中の石の門     【2018年9月28日追記】   「石の門」の工事がついに完了しました!詳しくはこちらをご覧ください。   またクロたびスタッフ・ブログでは、クロアチア各地の最新観光情報をお伝えしています。旅のヒントにお役立ていただけると嬉しいです!   現在、ザグレブ観光の人気スポットのひとつである「石の門」が工事の影響で拝観不可となっています。   先日、2週間半ぶりにザグレブに帰ってきて、久しぶりに市内を散策してみたら「石の門」が閉鎖され大がかりな工事をしていました。   関係者の方に聞いた話によると工事は先月(2018年7月)16日に始まり、8月16日まで続く予定とのこと。   工事の影響に伴い期間中、石の門の拝観は不可となります。 工事期間は以下の“予定”とのこと:   ■2018年7月16日~8月16日   ※2018年8月19日更新 : 「石の門」の工事が長引いています。詳しくはこちらをご覧ください。また最新情報が入ったら、当ブログにてお知らせしますね!   あくまでも「予定」ですので、ひょっとしたら工事の期間が前後する可能性もあります。   工事後、石の門がどのような様子になるのか、とっても気になります!   ちなみに、ザグレブの観光必見スポットである石の門ですが、訪れる際は地元の人にとってはランドマーク的なスポットではなく神聖なお祈りの場所(礼拝所)であることをぜひ心に留めていてくださいね。   みなさんはきっとそんなことはされないと思いますが、観光客にとって「ランドマーク」という印象が強いためか、静かにお祈りをしている人の隣を、観光気分で大きな声で話しながら通ったり、カメラのフラッシュをたいて撮影をしたり・・・という残念な観光客の姿をよく目にします。   以上お知らせでした!   (2018年8月1日 小坂井真美) ⇒ ザグレブ観光スポット一覧はこちら   ⇒ ザグレブでおすすめのお土産ショップ情報はこちら   ⇒ ザグレブでおすすめのレストラン情報はこちら   ⇒ ザグレブでおすすめのカフェ情報はこちら   ⇒ ザグレブでおすすめのホテル情報はこちら   ⇒ ザグレブ在住日本人スタッフがクロアチア観光をお手伝いします   ⇒ 旅行前に知っておきたい、ザグレブ空港基本情報   ⇒ ザグレブ空港から市内へのアクセス   ⇒ 【保存版】どこに滞在するべき? ザグレブのホテルのエリア   ⇒ 在住者がお伝えする、2時間で巡るザグレブ散策おすすめモデルプラン   ⇒ 【旅行前にチェック!】ザグレブ 市バス&トラムの乗り方   【これを読めば完璧!?】 クロアチア旅行・観光のよくある質問集 みんなのご質問にクロたびスタッフがお答えします!  記事

火曜日, 12月 29th, 2015
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ザグレブ市民の暮らしを見守り続ける「石の門」

  何百年にも渡りザグレブ市民の暮らしを見守り続けてきた「石の門」。現在の姿は18世紀に造られたものですが、門は中世の時代にすでに存在していたという記録が残されています。   かつて大聖堂を中心とした聖職者の町「カプトル」と、聖マルコ教会を中心とした商人の町「グラデツ」というふたつの町に分かれていたザグレブ。それぞれの町は異民族の侵入から守るために石の壁で囲まれていました。そんな中世の時代、グラデツに入る門は6か所存在していたのだとか。しかし、現在は壁も取り壊され、現存している門もこの「石の門」だけとなりました。   石の門の中には聖母マリアが祀られた小さな礼拝堂があります。礼拝堂にはイエス・キリストを抱く聖母マリアのイコンが安置されていますが、これは1731年のザグレブ大火災で奇跡的に無傷で焼け残ったもの。聖母マリアはザグレブの守護聖人でもあり、毎日ザグレブ市民が祈りを捧げに足を運びます。   今も人々の厚い信仰を集める石の門ですが、中世の時代も人々はここで毎日祈りを捧げていたのだとか。上でも述べたように、かつて壁で囲まれていたグラデツの町。現代とは異なり、壁の外は山賊などもうろつく危険な場所だったそうです。   ですが、生きるために町人たちは毎日壁の外にある農地に農作業に出かけなくてはいけません。そこで毎朝、石の門から外に出かける人々は「今日も1日お守りください」と祈りを捧げ、夕方戻ってきた時には「今日も1日お見守りくださりありがとうございました」と感謝の祈りを捧げたのだそう。   また、日本のガイドブックにはあまり載っていないのでみなさん見落としがちですが、石の門の外壁にはザグレブを代表する作家、アウグスト・シェノアの小説「ズラタロボ・ズラト(宝石商の娘)」に登場する美しい主人公、ドラ・クルピチェヴァの銅像と、17世紀に石の門の上に魔女除けのために作られた鎚鉾を見ることができます。   それから、石の門を出て坂道(カメニタ通り/Kamenita... »記事