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クロアチア人が対岸の国「イタリア」に対抗心を燃やすもの7選

クロアチア人がイタリアに対抗心を燃やすものとは?

アドリア海を挟みクロアチアの対岸に位置する国、イタリア。

 

歴史的・地理的に、古代ローマ帝国やヴェネチアの影響を強く受けてきたクロアチアは、特に海沿いの町に行くと食文化や建造物などにその影響が強く見受けられます。

 

このように何かと共通点も多いクロアチアとイタリア。「アドリア海を挟んですぐお隣の国」ということもあってか、クロアチアの人々の話を聞いていると、時折イタリアにライバルを燃やしているような発言が飛び出してきます。

 

何でも「クロアチアが一番」と豪語するクセのある、お国自慢傾向の強いクロアチアの人たち。ちょっと熱くなりすぎて「イタリアよりもクロアチアが~」なんて熱弁を振るう姿を見ていると、思わずクスッと笑ってしまいそうになってしまうことも(笑)

 

そこで今回は、そんなクロアチア人たちから耳にした声から「クロアチア人が対岸の国イタリアに密かに対抗心を燃やしている7つのこと」をリストアップしてみました!

第7位 トリュフ

トリュフ製品はクロアチア土産としても人気!

 

イタリアやフランスのものがあまりにも有名なので、あまりスポットライトがあたりませんが、実はクロアチアのイストラ半島もトリュフの名産地。

 

イストラ半島に行く度に必ず現地の人から、耳にタコができるくらい聞かされるのが「ギネス記録にも載った”世界で一番大きな白トリュフ”はクロアチアのイストラ半島で採れたものなんだ!クロアチアのトリュフは世界一なんだ!」ということ。

 

彼らの言う「世界一の白リュフ」とは1999年にイストラ半島で発見された1310グラムのもの。当時の世界記録としてギネス記録にも載りましたが、残念ながらその後何度か記録は塗り替えられている模様。2014年にはイタリアで約1900グラムの白トリュフが見つかったそうです。

 

ですが、胸を張って「クロアチアは世界一大きい白トリュフが見つかった」と目を輝かす彼らに筆者はいつも「あれ?でも、記録は更新されたんじゃ・・・」という勇気がありません。

 

そんなクロアチアでは黒トリュフだけではなく、珍しい白トリュフもよく採れます。「“白トリュフはイタリアでしか採れない”なんていう人がいるけれど、クロアチアでも白トリュフは採れるんだよ!!クロアチアのトリュフはイタリアのものよりも、より薫り高く品質もいいんだ」と自信満々。

 

クロアチアへお越しの際は、そんな自慢のトリュフ料理を心行くまでお楽しみください。

 

第6位 イケメン度

クロアチアはイケメンがいっぱい・・・?!

 

日本では「イタリア男」といえば、「陽気で口説き上手」「イケメンプレイボーイ」「ファッションセンスが良い」というイメージがあるようですが、クロアチアでは微妙なイメージを持つ人が多いよう。

 

「イタリアの男性はちっちゃい(背が低い)からねぇ」「イタリア人の男は怠け者だ」なんて悪口を言うクロアチア人男性もちらほら。「俺たちクロアチア人の方が背も高くて、イケてる!女性の扱いもイタリア男よりも上手だよ!」なんて冗談交じり(?)で豪語する人も。

 

クロアチア人女性からは「イタリア男はカッコイイ」という声は聞かないものの、男性陣から耳にするようなネガティブなコメントをあまり聞いたことがないので、ひょっとしてクロアチア人男性がイタリア人男性に勝手にライバル心を燃やしているだけなのかも・・・(笑)!? (でも「イタリア人が背が低い」というイメージを持つクロアチア人女性は結構多いようです)

 

筆者はイタリアについてよく知らないので、イタリア人の「怠け者度」が如何ほどのものか測りかねますが、クロアチア人の「怠け者度」も大概のもの。「おいおい、キミが言う・・・っ?!」と思わず突っ込んでしまいたくなるのを、必死で堪えました。

 

クロアチア男とイタリア男、あなたはどちらがお好み?

第5位 チーズ・生ハム

 

種類豊富なクロアチアチーズ

 

 

イタリアと言えば、パスタやピッツァに欠かせないおいしいチーズですよね!それから、おつまみにもピッタリの生ハム。

 

日本でも「生ハムやチーズがおいしい国」と耳にするとイタリア、もしくはスペインをイメージする方がほとんどで「クロアチア」を頭に浮かべる人はほとんどいないと思いますが、クロアチア人は「クロアチアのチーズは一番」「俺たちのプロシュート(生ハム)は世界一」と誇らしげに胸を張ります。

 

実際クロアチア人の「根拠のない自信と自慢」なのではなく、クロアチアのチーズは世界的なチーズ大会で優勝したものもあるほど。確かにクロアチアにはおいしいチーズがたくさんあります。

 

筆者も元々あまりチーズが好きではありませんでしたが、クロアチアに住むようになってから、よくチーズを好んで食べるようになりました。

 

⇒ まだまだあります、クロアチア人がイタリアに対抗心を燃やすこと!続きを読む(次のページへ)

 

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第4位オリーブオイル

アドリア海の太陽の恵みをたっぷり受けたオリーブオイル

 

チーズや生ハムと同じく、日本ではオリーブオイルといえばやはり「イタリア」が有名ですよね。

 

ですが、クロアチアも実はオリーブオイルの隠れた名産地。国際的な賞を数々受賞するなど、クロアチアのオリーブオイルの品質の高さはお墨付きです。

 

そんなクロアチアで住む筆者は「オリーブオイルのおいしい国」へ海外旅行に出かける際にオリーブオイルを買おうとすると、必ず連れのクロアチア人に「なんで?!オリーブオイルなら、クロアチアに良いものがあるでしょ!わざわざ外国で買って帰る意味がわからない~」と怒られます(泣)

 

第3位 マルコ・ポーロの出身地

”マルコ・ポーロの島”コルチュラ島

 

クロアチア人が「クロアチア発祥のものだ」と主張するもののなかには、その真偽が定かでないものが多いのですが「マルコ・ポーロ、コルチュラ島出身説」もそのひとつ。(クロアチア発祥・クロアチアの発明家については「 知ってる?世界を変えた“クロアチアの”偉大な発明家」をご覧ください)

 

コルチュラ島には「マルコ・ポーロの生家」と言い伝えられる建物が残っており、コルチュラ島は「マルコ・ポーロの島」として信じられています。

 

「マルコ・ポーロ、コルチュラ島出身説」ができた原因とされる逸話については「マルコポーロ伝説の島 「コルチュラ島」」をご覧ください。

 

クロアチア人は「絶対にコルチュラ島出身!」と主張するマルコ・ポーロ。あなたはどう思いますか?

第2位 ワイン

赤ワイン

 

フランスに並ぶワイン大国として知られるイタリア。ですが、実はクロアチアもおいしいワインがたくさん作られている国であり、国際的にも高く評価されています。

 

そんなワインの隠れた名産地であるクロアチアですが、プライドが高いはずのクロアチア人もフランスワインを褒める人は意外と多いように感じます。ですが、(筆者がたまたま聞いたことがないだけなのかもしれませんが)イタリアワインについての賛美はあまり耳にしたことがありません。

 

また数年前にはあるワインについて揉めていたクロアチアとイタリア。

 

クロアチアにはプロシェク(Prošek)と呼ばれるおいしいデザートワインがあるのですが、これがイタリアのプロセッコ(Prosecco)と名前が似ていて紛らわしいと、イタリア側がクロアチア側に名称を変えるようにと要求を突き付けた・・・なんていう騒動がありました。

 

プロシェク(Prošek)はクロアチア沿岸部に古くから伝わる、列記としたクロアチアのデザートワイン。甘くて飲みやすく、筆者もお気に入りのワインです。クロアチアへお越しの際はぜひご賞味ください!

 

第1位 アドリア海の美しさ

美しいクロアチアのアドリア海

 

多くのクロアチア人が「イタリアより確実に勝るもの」として自信満々、誇らしげに胸を張るのがアドリア海の美しさ!

 

確かにクロアチアの海の美しさは格別です!実際、夏になるとわざわざ車でクロアチアのアドリア海にバカンスに来るイタリア人も多いのだとか。

 

「イタリアにはクロアチアのような泳げる美しいビーチがあまりないから」「クロアチアで夏の休暇を過ごした方が安いから」「イタリア側のアドリア海には、クロアチアのようにあまり島がないから」「産業が発達しているイタリアは海があまりきれいじゃないから」などなど、いろんな理由を耳にしますが、果たしてその真相はいかに・・・?!

 

イタリアのビーチに行ったことがない筆者には、クロアチア人が主張する「イタリア人さえもクロアチア側のアドリア海が好き説」の真偽を見極めることができません。 イタリアの休暇事情に詳しい方、このクロアチア人たちの主張、いかがでしょうか?当たっていますか??

 

フヴァル島

 

またクロアチア人が自分たちのアドリア海がいかに美しいかを語る時「“神様は不公平だ。対岸のクロアチアにばかり美しい景色をお創りになって・・・。”とイタリア人も嫉妬するくらい、クロアチアの海辺は美しい」とよく口にするのですが、実際イタリア人たちはどう思っているのか、とても気になるところです。

 

以上「クロアチア人がイタリアに対抗心を燃やす7つのこと」でした!

 

ちなみに筆者が個人的にこのリストに付け足したいものは「男性のマザコン度」。よく日本では「イタリア人男性はマザコンだ」なんて言われますが、クロアチアの男性も相当です(笑)

 

クロアチア人ママにとって、息子はいくつになっても「私の可愛い坊や」。男性にとってママは、いくつになっても「僕の優しいママ」。いや~、本当にイタリア人といい勝負だと思います・・・!

 

そんな鼻高々、対抗心を燃やすクロアチア人でも、みんな口を揃えるのが「さすが“世界のローマ”を育んだ国。歴史が深い」そして「イタリアはやっぱり美しい!(でもクロアチアは世界一)」ということ。なんだかんだ言いながら、多くのクロアチア人にとってイタリアは素敵な憧れの国のひとつであることには変わりはないようです。

 

イタリアの人たちはクロアチアのことをどう思っているのか・・・クロアチアに住む人間として、そんなことがちょっぴり気になる今日この頃です。

(2016年5月15日 小坂井真美

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