【現地レポート】2月、雪のプリトヴィッツェへ行ってきました

雪に包まれるプリトヴィッツェ

 

こんにちは!

 

昨日は久しぶりに真冬のプリトヴィッツェへ行ってきました。

 

先日のスタッフ・ブログでもお伝えしましたが、先週かなり雪が降ったクロアチアの山間部。ザグレブからプリトヴィッツェへ向かう道中の景色も、辺り一面真っ白でした。

 

途中、ラストケ村にも立ち寄りましたが、村も真っ白な雪で包まれていましたよ!

 

雪に包まれるラストケ村

 

昨日のプリトヴィッツェのお天気はくもり時々雪。気温は最高気温が10度、最低気温が2度。ここ数日「最高気温・最低気温共に氷点下」なんて日が続いていたので、比較的寒さが穏やかな1日でした。

 

それでもかなり寒いことには変わりないため、ガイドさんのアドバイス通り、防寒対策万全の恰好で挑みました。

 

ガイドさんの服装

 

上の写真(↑)からもわかるように、湖面の一部が凍ってしまう程の寒さ!

 

寒いのが苦手なので、私は下のような準備&恰好をして行きましたが、ちょうど良く、あまり寒さを感じることなく散策することができました。:

・ 暖かいインナー(シャツ・レギンス)

・ 分厚いニットのセーター

・ 裏起毛のズボン

・ インナーダウン

・ 首元まで暖かい分厚いダウン

・ 帽子

・ 分厚い手袋

・ 暖かいブーツ&靴下

 

念のためにカイロもカバンに入れていましたが、歩いていると体がポカポカしてくるので、カイロは使いませんでした。

 

 

なお、上湖群は安全のため完全に閉鎖されている状態です。

 

下湖群は開放されていますが、遊歩道の雪が一切除去されていないため、かなり歩きにくい状態

 

下湖群の遊歩道を歩いている人をちらほら見かけましたが、「湖面に降りるまでの坂道が、かなりツルツルして危ない上、遊歩道も危険なので、今日は上からの景色を楽しみましょう」というガイドさんの判断に従って、渓谷に点在するビューポイントを重点的に周るルートで散策しました。

 

 

人がたくさん歩いた道は、雪が踏み固められているため、ツルツルして歩きにくかったです。

 

途中、すれ違った観光客のなかにはアイゼンを装着している準備万端な人もいましたが、もしお家にアイゼンがあれば持ってこられると大活躍してくれると思います。

 

 

一方、人があまり通った形跡のない道は、雪が深く、ひざ下がすっぽり埋まってしまう程。ブーツの中に雪が入って、通り抜けた後は、すぐに雪をとらないと冷たかったです。

 

それから、雪でブーツが濡れてしまうので、できれば防水機能があるスノーブーツが理想的だと思います。

 

 

ちなみに、コジャク湖は一部、湖面が凍結していましたが、遊覧船は動いていましたよ。

 

一部凍ったコジャク湖で泳ぐカモたち

 

遊覧船に乗っている間はじっとしているので、とても寒く感じましたが、船から見える景色はとてもきれいでした。

 

 

夏の大混雑がウソのように、人がほとんどいない静かなプリトヴィッツェ。

 

寒いけれど、冬ならではの美しさに感動しました。

 

 

それから、様々な野鳥が住んでいることでも知られているプリトヴィッツェ。

 

人があまりにも多い時期はたまに鳴き声が遠くに聞こえるだけで、姿を見せてくれることはほとんどありませんが、昨日は何度も可愛らしい姿を見かけました。

 

 

人を怖がる様子もなく、手を伸ばせば触れることができるくらい(もちろん、触りませんでしたが)の距離まで近づいて来てくれましたよ。

 

 

ちなみに上でもお伝えしましたが、下湖群の遊歩道は雪が積もり滑りやすくて危険なため、ガイドさんなしで自分たちだけで散策される際は、ルート選びにくれぐれも気を付けてくださいね(判断に困る方は、当日チケット売り場などで、公園のスタッフにアドバイスを求めることをおすすめします)。

 

公園側は「下湖群は開放していますが、何があっても自己責任で散策をしてくださいね」というスタンスです。安全第一を心がけて、冬のプリトヴィッツェ散策を楽しんでいらしてくださいね。

 

筆者は今週はあと2回、プリトヴィッツェを訪れる予定をしているので、またどんな様子だったかみなさまにお届けしますね!

 

(2018年2月13日 小坂井真美

 

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