クロアチアで最もロマンチックなお城「トラコスチャン城」へ行ってきました

 

このあいだの月曜日(6月22日)、家族と一緒にザグレブから日帰りでトラコスチャン城(Dvor Trakošćan)へ行ってきました。

 

トラコスチャン城は「ザゴリエ地方」と呼ばれるクロアチア北部にある小さなお城。

 

隣国スロベニアとの国境近くに位置しており、その美しい姿から「クロアチアで最も美しいお城」と称されています。

 

現時点では日本のガイドブックなどではほとんど紹介されておらず、また日本語での情報もかなり少ないため、あまり日本人観光客は足を運ばないスポットですが、ザグレブ市民をはじめ、ここクロアチアでは人気の「週末のお出かけスポット」。

 

6月22日はクロアチアの祝日(反ファシスト闘争記念日)だったので、「せっかくの休みだし、久しぶりにみんなで車でちょっと遠出しよう」と家族が連れて行ってくれました。

 

牧歌的な景色が広がるザゴリエ地方

車窓から見たザゴリエ地方の景色

 

ザグレブからトラコスチャン城までは車で約1時間。

 

美しい緑の丘が連なるザゴリエ地方をドライブして行きます。

 

碧く輝く開放的な海、豊かな緑の森、白い岩肌の険しい山々・・・と様々な景色を見せてくれるクロアチアですが、ここザゴリエ地方は「最も牧歌的な景色が広がるエリア」として知られています。

 

農業やワイン生産が盛んなエリアで、丘の斜面にはブドウ畑、平地にはとうもろこしや麦畑が広がります。

 

ワイン畑が点在しています

 

途中、可愛らしい民家や羊、ヤギ、ニワトリの群れなどもちらほら見え、車の外を見ているだけでいろんな発見があり、ワクワク心が弾みます。

 

(ザゴリエ地方をドライブした時の様子は、また近々You Tubeチャンネル「クロたびしょう」に動画をUPしますね。よろしければチャンネル登録していただけると嬉しいです(*^^*))

 

とうもろこし畑もたくさん見かけました

 

また今回はトラコスチャン城でのんびりしたかったので立ち寄りませんでしたが、お城までの道の途中、クラピナ(Krapina)という有名な町を通り過ぎます。

 

「ネアンデルタール人の町」として知られるクラピナは、その愛称通り、ネアンデルタール人の人骨が発掘された土地。

 

町には2010年にネアンデルタール人や地球の歴史を展示する博物館もオープンし、ちょっとした観光の町となっています。(クラピナ・ネアンデルタール人博物館は2013年に秋篠宮ご夫妻がクロアチアをご訪問された際に立ち寄られた場所としても知られています)

 

実は私はクラピナにはまだ立ち寄ったことがないので、またの機会に遊びに行ってみたいと思います。

 

可愛らしい民家も点在しています

 

そんなちょっと気になるクラピナを車の窓から眺めたあと、途中クネクネとした山道も走りましたが、(車酔いしやすい体質なのですが・・・💦)景色がきれいなので車酔いすることもなく、あっという間にトラコスチャン城に到着しました。

 

トラコスチャン城には何がある?

駐車場スペースにはたくさんの車が!

 

トラコスチャン城に到着早々、あまりにもの車の多さにびっくり!

 

私たちと同じように考えた人が多かったみたいで、たくさんの家族連れで賑わっていました。

 

駐車場スペースから見上げたお城の姿

 

私がトラコスチャン城を訪れたのはこの日で2度目。

 

前回訪れたのは2年前の7月。その時は平日だったためか、さほど人が多い印象を受けませんでした。

 

お城まで連れて行ってくれる馬車

 

トラコスチャン城の楽しみ方は主に「1.城内を見学する」「2.お城の麓にある湖で楽しむ」のふた通り

 

(クロアチア国内外からトラコスチャン城へフォトウェディングを楽しみに来られる方もいます)

 

湖でボート遊びを楽しむ人々

 

トラコスチャン城への入場料は大人ひとり40クーナ(約約680円)。

 

お手頃価格ですが、以前じっくりと見学させてもらいましたし、家族もみんな「40クーナかあ・・・昔、学校の遠足で来たことあるし、お城の中は見なくてもいい。博物館を見るより、そのお金でビールでも飲みたい(笑)」とのことだったので、今回はパスして湖の周りを散策して楽しむことにしました。

 

(コロナウイルスの影響で外国からの観光客が少ないせいか、2020年6月30日までの間、お城の庭は無料開放されているらしく(城内は有料)ラッキーなことに無料で入ることができました)

 

お城の裏にある庭(公園スペース)には大きな湖があります

 

ちなみに「お城の中の様子が気になる」という方のために・・・お城の中は昔の貴族の暮らしが垣間見れる部屋や様々な絵画、美術品、家具などが展示されている博物館スペースになっています。

 

なお、城内は一切の撮影が禁止されているため写真が手元にないので、この記事に写真を載せることはできませんが、気になる方は公式HPでチェックしてみてください。

 

また、今回私たちは城内を見学しませんでしたが、せっかくトラコスチャン城までお越しになるからには、ぜひ中も見て周ってくださいね。

 

家族連れで賑わうトラコスチャン城の湖

湖をぐるりと一周するように遊歩道が敷かれています

 

トラコスチャン城の麓には湖があり、周りは遊歩道となっていて散策を楽しむことができるようになっています

 

湖の周りの遊歩道はこの写真を撮れる地点までしか足を運ばない観光客も多いですが、時間があればぐるり一周してみるのも楽しいです

 

海外から観光に訪れる方のほとんどは、湖を歩く際は(↑)上の写真が撮れるスポット(お城近くから徒歩で約5分の地点))までしか歩きませんが、実はこの湖は大きく、周囲は美しい木々で囲まれており、ずっと向こうまで歩いて行くことができます。

 

 

湖の広さは約17ヘクタール(わかりにくいので・・・東京ドーム約3.6個分です(笑))

 

おしゃべりしながら森の中の散歩を楽しむ家族連れもたくさん見かけました

 

全長約5kmの遊歩道が敷かれており、トラコスチャン城公式HPには「徒歩で約2時間で一周することができます」と書かれています。

 

 

今回私たちもぐるっと湖の周りの遊歩道を一周したのですが、途中木陰で涼んだり、カフェでコーヒーを飲んだりして、結局4時間程くらい滞在しました。

 

湖では蓮のたくさん見かけました

 

時間も気にせず、景色を楽しみながらぶらり、ぶらり・・・。

 

蓮の花

 

湖の色や透明度はプリトヴィッツェ湖群には遥かに及びませんが、

 

途中、プリトヴィッツェ湖群を思い出させるような水に浮かぶ遊歩道も

 

湖の畔には大きな木がたくさん生えていて、

 

 

鳥たちのさえずりもたくさん聞こえてきて、とても気持ちがよかったです。

 

 

湖の周辺にはたくさんの生き物も暮らしているようで、湖畔に設置されていた「こんな生き物が住んでいます」という案内板にはキツツキやカワセミの姿もありました。

 

またうまく写真には撮れませんでしたが、きれいな青いトンボも飛んでいました!(動画ではばっちり撮れたので、また動画が完成したら「クロたびしょう」にUPしますね♬)

 

 

緑と鳥のさえずりを楽しみながら、あっという間の楽しい時間でした(*^^*)

 

一方、60歳を超えるママは半分くらい歩いたところで「あぁ~、しんどい~!まだあるのっ(;´▽`A“?!(遊歩道の長さが)5㎞とかウソでしょ!もっとあるような気がする~」などと嘆いていましたが、なんだかんだ言いながらみんなで無事に一周歩ききりました(笑)

 

 

ところで、私たちのようにザグレブなどからの日帰りで、トラコスチャン城しか立ち寄らない予定なら、このように湖の畔の散策をゆっくり楽しむのも素敵ですが、正直なところ遥々日本からお越しになる方は(そんな旅も贅沢ですが)ちょっともったいないかもしれません💦

 

途中ほとんど立ち止まらずに一周するだけでも2時間はかかってしまうので、「クロアチアでの旅の時間を効率良く使いたい」という方は、先にお伝えしたように、(↓)下の写真が見える景色まで行ってお城に戻り、場内を見学して次の目的地へ行った方が良いと思います。

 

 

ちなみに、ザグレブからの日帰り旅行でトラコスチャン城を訪れる場合、ザグレブ=トラコスチャンの間にあるヴァラジュディンという町とあわせて立ち寄るツアーが人気のようです。

 

散策後のお肉パーティー♬

ドリンク、サラダなども注文して6人分で368クーナ(約63000円)と激安でした!

 

湖の畔をしっかり散策した後は、みんなおなかペコペコ・・・。

 

義弟が「ザグレブに帰る途中に立ち寄ってみたいレストランがあるんだ」と言うので、車に乗って向かいました。

 

お店の名前はレストラン・グラショ(Restaurant  Grašo)。ザグレブの手前30分(ザグレブから車で約30分・約40㎞)程度の所に位置している地元っ子に大人気のレストランです。

 

テラス席はほぼ満席でした!

 

この日は祝日だったためもあると思いますが、お店は大勢の地元っ子で大賑わいしていました。

 

私たちが訪れたのは16時と中途半端な時間にも関わらず、テラス席はほぼ満席。でも運よく空いている席があり、そこへ通してもらうことができました。

 

屋内席の様子

 

お手洗いを利用した際に屋内も覗いてみましたが、とっても素敵!

 

一見ちょっと高級なレストランかと思うほど、ゴージャスな雰囲気が漂っていました。

 

(こんなに素敵な屋内席なのに、こちらは空席がちらほら。気候が良い季節はテラス席に座りたがる人が多いクロアチアの人々。うちの家族も同様で、外のテラス席に座りました(笑))

 

これで2人前!!すっごいボリュームです

 

トラコスチャン城でたくさん歩いたうえにお昼を食べていなかったので、みんなおなかペコペコ。

 

そして「ここはお肉が美味しいんだよ~」という義弟の言葉につられて、みんな迷わずお肉料理を注文しました。

 

上の写真は私と義弟がシェアした2人前用のお肉プレート(メニュー名は:Plata za 2 osobe。こんなにボリューム満点なのに、値段はたったの120クーナ(約2000円)と安いです!)。

 

仔牛のソーセージ、チーズ入りハンバーグ、グリルドポーク、シシカバブ、ビーンズ(お豆)、焼きマッシュルームが載ったボリューム満点すぎなプレート!!

 

ドリンク、サラダなども注文して6人分で368クーナ(約63000円)と激安でした!(この写真に載っているのは4人前分)

 

一緒に来た他の家族もそれぞれ好きな料理を1人前ずつ注文していましたが、どのお料理もビックリするくらいボリューム満点でした!

 

安いだけではなく味もバッチリで、「こりゃ、こんなに流行るわけだ」と納得^^

 

ザグレブから車で30分、しかも周りに民家以外特になにもない所(観光地とは程遠い場所)にあるレストランなので、一般的な観光客の方が立ち寄るのは難しいかもしれませんが、レンタカーや専用車などで旅される方は、タイミングが合えば立ち寄ってみるのも良いかもしれません。

 

【レストランの情報】

 

店名:レストラン・グラショ(Restaurant  Grašo)

住所: Gredice 4, Zabok

電話番号:049-249-222 / 099-192-9090

 

カラフルな建物が並ぶアウトレット内

 

また、私たちはザグレブからトラコスチャン城へ向かう往路に立ち寄ったのですが、ザグレブから約40分の所にある「Roses Designer Outlet」というアウトレットにもちょこっと覗いてみました。

 

ここはザグレブっ子がたまに買い物に行くアウトレット。Tommy HilfigerやLeeをはじめちょっとしたブランド店の服や靴を安く買うことができます。(どんなお店があるのか気になる方は公式HPをご覧ください)

 

それぞれのお店がカラフルな色で塗り分けられており、見た目にも楽しい場所でした♬

 

ストリート名が付けられています

 

また規模は然程大きくはありませんが、アウトレット内のストリートにはそれぞれ名前がつけられており、小さな小さな町のようになっていました。

 

この日、私たちはトラコスチャン城へ急ぎたかったので、コーヒーブレイクを40分程楽しんで、靴屋さんを一件ちょっと覗いただけでしたが、「トラコスチャン城へ向かうついでに、クロアチアのアウトレットでショッピングも楽しみたい」という方は立ち寄ってみると良いかもしれません。

 

コーヒーを飲んだカフェ

 

今日ここでご紹介したスポット(トラコスチャン城、レストラン・グラショ、アウトレット)はすべて車がないとなかなかアクセスできない場所ではありますが、もし機会があれば(クロアチア旅行でたっぷりと時間がある方は)足を延ばしてみてくださいね。

 

なおトラコスチャン城散策の様子は、また近々You Tubeチャンネル「クロたびしょう」に動画をUPする予定ですので、よろしければチャンネル登録していただけると嬉しいです(*^^*)

 

今日も最後までお読みくださりありがとうございました!

 

(2020年6月25日 小坂井真美

 

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