旅行前に知っておきたい、クロアチアのインターネット・Wi-Fi事情

旅先でも欠かせないスマートフォンやタブレット

旅先でも欠かせないスマートフォンやタブレット

 

スマートフォンやタブレットが日々の暮らしの必須アイテムとなり、出かけ先でもネットを利用するのはあたりまえの時代。インターネットがあれば、現地での情報収集にも役立ちますし、日本の家族や友人と気軽 に連絡を取り合ったり、旅の感動をリアルタイムでフェイスブックなどにアップすることもできますよね。

 

そこで、今回は旅行前に知っておきたいクロアチアのインターネット、Wi-Fi事情をご紹介します。

無料Wi-Fiを使うならカフェ

クロアチアはカフェやレストランなど、無料Wi-Fiサービスを提供しているお店が多い。“Free Wi-Fi”の表示が目印。

クロアチアはカフェやレストランなど、無料Wi-Fiサービスを提供しているお店が多い。“Free Wi-Fi”の表示が目印。

 

クロアチアではWi-Fiの普及が急速に広まり、旅行者がたくさん訪れるような都市ならどこに行っても、必ずどこかWi-Fiスポットを見つけることができます。

 

一番便利でおすすめなのが、カフェの無料Wi-Fiに接続する方法。カフェが大好きなクロアチア人たち。町を歩けばそこら中にカフェがありますが、そんなカフェも時代の流れに対応しようと無料Wi-Fiを提供しているお店がたくさん目に付きます。

 

カフェでのWi-Fiの利用にはパスワードの入力が必要なことがありますが、ドリンクを注文すると渡されるレシートにパスワードが表示されているので、それをWi-Fiネットワークシステムに入力すればOK。もしパスワードがわからない時は、スタッフに尋ねると親切に教えてくれますよ。

 

なお、このページ(WiFiCafeSpots/Croatia)ではクロアチア各都市で無料でWi-Fiが利用できるカフェ一覧をチェックすることができます(このウェブページの一覧に載っていないカフェも、もちろんたくさんあります)。

 

その他、街中の無料Wi-Fiホットスポット

イェラチッチ広場周辺は無料Wi-Fiスポット

イェラチッチ広場周辺は無料Wi-Fiスポット

 

Wi-Fiホットスポットを設置する都市が増えてきているクロアチア。ザグレブのイェラチッチ広場、スプリットのプロムナード(リヴァ)、リエカのコルゾ通りなど、観光客もよく利用する場所を中心に設けられ、今後もその数はどんどん増えていく予定なのでますます便利になりそうです。

 

クロアチアチア各都市でWi-Fiが利用できる主な場所のリストもチェックしてみてください(クロアチア語のページですが、記事の下のほうに都市ごとスポット情報が記載されています)。

 

ホテルのネット事情

 

クロアチアのホテルでは4つ星、5つ星あたりだと全客室で無料Wi-Fiが整っているところがほとんどですが、3つ星ホテルのなかには「無料Wi-Fiが使えるのはロビー、あるいは一部のエリアの客室のみ(宿泊するお部屋からはつながらない)」というところや、大変稀ではありますが「客室でネットを使う場合は有料」といった所もあるのでホテルの予約時には無料Wi-Fi環境が整っているか必ず確認してください

 

また宿泊場所として、ホテルの他にアパートメントホテルやプライベートルームも人気ですが、これらの宿泊施設も近年は無料でWi-Fiや有線LANを提供しているところがほとんどです。チェックイン時にホストにパスワードを尋ねておきましょう。

バス

 

クロアチアの国内移動では、長距離バスが主な移動手段となりますが、近年、無料Wi-Fiを備えたバスも増えてきました。

 

ただし、うまく繋がらないこともあるみたいなので「移動中も常にネットに接続できる環境が欲しい」という人はデータ通信を可能にする海外用モバイルデータ通信、海外Wi-Fiルーターレンタルサービスがおすすめです。

 

空港

スプリット空港には無料で利用できる公共PCが設置されている

スプリット空港には無料で利用できる公共PCが設置されている

 

ザグレブ空港では15分まで無料のWi-Fiサービスが使えます(SSID:Free_Public_WIFI に接続してください)。15分以上利用したい場合は有料で、1時間につき30クーナ(約555円)になります。支払いはクレジットカード決済、あるいは国内・国際線出発ゲート付近にあるお店“Welcome Shop”か“BuyBye Shop”でバウチャー(プリペイカード)を購入します。

 

また、ドゥブロヴニク空港でもWi-Fiが利用できます。料金は15分20クーナ(約37円)、30分30クーナ(約555円)、1時間50クーナ(約925円)。ザグレブ空港と同じように、国際線到着ゲートの近くにあるカフェかキオスクでバウチャー(プリペイカード)を購入します。他には、ザグレブ、ドゥブロヴニクどちらの空港でもビジネスクラス以上の人が利用可能なラウンジでは無料Wi-Fiが提供されています。

 

やはり便利さ、手軽さ、値段を比較すると、日本から自分のスマートフォンやタブレットを持参して街のカフェで無料Wi-Fiを利用するのが一番便利かもしれません。

 

「いつでもどこでも気軽にインターネットを利用したい!」という方は、日本で事前に海外用モバイルデータ通信、海外Wi-Fiルーターレンタルサービスに申し込みをされることをおすすめしますが、そうでなければ街中や宿泊施設の無料WiFiの活用のみでも、あまり不便に感じることなく旅行中インターネットを利用していただけるはずです。

 

小坂井 真美

 

※上記データは2018年更新時点の情報です

【これを読めば完璧!?】

クロアチア旅行・観光のよくある質問集

みんなのご質問にクロたびスタッフがお答えします!

 

以上、みなさまの楽しい旅のヒントにしていただければ幸いです。

 

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