【必食】クロアチア人が愛して止まないB級グルメ3選

クロアチア料理・食材

楽しい旅先での食事。素敵なレストランで食べる料理もいいですが、その土地の人が愛して止まない”庶民の味”も食べてみたいと思いませんか？

今回はクロアチア旅行中にぜひ食べていただきたいB級グルメを2つ（＋1つおまけ）お伝えします♬

みんな大好き！　チェヴァピ

クロアチア人を含めバルカン半島の人々が愛して止まないチェバプチチ

クロアチア人が大好きな食べ物と言えば、やっぱりチェヴァピ（Ćevapi）！（※またはチェバプチチ（ćevapčići）とも呼ばれます）。

クロアチア人にとってチェヴァピがどれだけ特別な食べ物かと説明すると・・・ちょうど日本人にとっての”寿司”のような存在でしょうか。

クロアチアに限らず、お隣のボスニア・ヘルツェゴヴィナやセルビアなど、旧ユーゴスラビア地域で広く愛される庶民の味です。

スパイスで味付けをした挽肉を小さく筒状に丸めたものをグリルしたお肉料理で、「レピニャ」とよばれるパンとカットされた生のたまねぎと一緒に食べます。カイマクやアイヴァルを付け合わせに食べてもおいしいですよ！シンプルな料理ですが、これ一品でおなかいっぱいになります。

チェヴァピはバルカンの人々にとって特別な料理。クロアチア人やボスニア（ヘルツェゴヴィナ）の人に「好きな料理は？」と聞かれて「チェヴァピ！」と答えると、きっと「おぉ～！チェヴァピか！すっかりクロアチア通だな～」と笑って大喜びされることでしょう。

「レピニャ」と呼ばれるパンに挟まれるのがオーソドックス

クロアチアでチェヴァピを食べるなら、小ぎれいなレストランよりも大衆的なビアホールやグリル料理屋さんがおすすめ。

また、よりおいしいチェヴァピを求める方はボスニア・ヘルツェゴヴィナでぜひ食べてみて！クロアチア人も「ボスニアで食べるチェヴァピの方がクロアチアのよりもずっとおいしい！きっと使われている肉の質が違うんだろう」と口を揃えて大絶賛します（筆者も強く賛同します！やっぱりボスニアのチェヴァピはおいしいです！）。

お肉料理が好きな方はクロアチア、ボスニアの2か国でぜひチェヴァピの食べ比べをしてみてくださいね！

クロアチアで‟パイ”と言えばこれ！　ブレク

Mlinarというパン屋さんのブレクがおすすめ

チェヴァピに続きクロアチアを代表する”庶民の味”と言えばブレク。

これもクロアチアに限らずバルカン半島で広く愛される料理で、もともとトルコ発祥だと言われています。国や地域、お店によって形は様々ですが、一般的には写真のようにパイ生地を渦巻き状にクルクル巻いた形をしています。

さくさくのパイ生地の中にはひき肉やチーズなどの具が入っています。一番ポピュラーなのは”ひき肉のブレク”ですが、”チーズのブレク”や”チーズとほうれん草のブレク”もあります。また、甘党の方にはスイーツ感覚で食べられる”リンゴのブレク”や”サワーチェリーのブレク”がおすすめです。

小食の方には小さいサイズがおすすめ　(C)Mlinar.d.d.

ツウな食べ方は‟テクチ・ヨグルト（Tekući jogurt）”と呼ばれる無糖の液体ヨーグルトと一緒に食べるという方法。浸して食べる・・・のではなく、液体ヨーグルトをドリンク感覚で飲みながらブレクを食べるのです。そのため、クロアチアのパン屋さんの「飲み物コーナー」では液体ヨーグルトがよく置かれています。

次にブレクの種類をクロアチア語でお伝えします。パン屋さんでのブレク探しにぜひお役立てください！

・ひき肉のブレク→Burek od mesa(ブレク・オド・メサ）

・チーズのブレク→Burek od sira（ブレク・オド・スィラ）

・チーズとほうれん草のブレク→Burek sod sira i špinat（ブレク・オフォ・スィラ・イ・シュピナット）

・りんごのブレク→Burek od jabuke（ブレク・オド・ヤブカ）

・サワーチェリーのブレク→Burek od višnje （ブレク・オド・ヴィシュニャ）