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火曜日, 11月 1st, 2016
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【保存版】ブレッド観光|プレトナ・ボートとは?乗り方、おすすめルートは?

ブレッドを訪れたら必ず立ち寄りたいブレッド島。   湖の畔からブレッド島への渡り方は、主に『プレトナ・ボートに乗船する』『小さな手漕ぎボートをレンタルして自力で行く』または『泳いでいく』の3通り。   なかでも多くの観光客が利用することとなるのがプレトナ・ボート。「ブレッドを訪れてプレトナ・ボートに乗船しなかったら、ブレッドを訪れたことにはならない」と言われる程、ブレッド観光時にはぜひ乗船していただきたいボートなのです。   そこで今回は、チケットの買い方、利用時の注意点、ボート乗り場の位置やボートが進むルートなどなど、ブレッド観光、プレトナ・ボート利用時に知っておきたい情報を一気にまとめてお伝えします。 プレトナ・ボートとは? プレトナ・ボート   「プレトナ・ボート(Pletna)」とは、ブレッド湖に浮かぶブレッド島と岸を結ぶ、伝統的な手漕ぎボートのこと。   約20人を乗せることができる小型の手漕ぎボートで、ブレッド湖では1590年頃からブレッド島にある聖マリア教会へ巡礼に訪れる人々を運び続けてきたと言われています。平べったい底が特徴的な木製のボートで、たったひとりの船頭さんが2本のオールを漕いで進めます。   「プレトナ」という名前の由来には諸説あるそうですが、昔、このボートの屋根は編まれていたため、現地の言葉で“編む”という意味を持つ“pletene(プレテネ)”が語源になったのではないかと言われています。   父から子へと受け継がれる伝統 船頭のヤネスさん   現在でもブレッド湖で手漕ぎのプレトナ・ボートが使われているのは、湖の自然環境を守るため。船頭さんが2本のオールで、一生懸命漕いでボートを進めてくれます。   ボートの漕ぎ手である船頭さんのお仕事はブレッドでも限られた人々にのみ就くことを許されており、お父さんから息子さんへと、代々大切に受け継がれてきました。   「私の父も、その父も、その父の父もみんな代々プレトナ・ボート漕ぎさ。そして私の息子もね」と笑顔で話してくれたのは、船頭のヤネスさん。ずっとプレトナ・ボートの船頭さん一筋でお仕事をされてきたそうです。   プレトナ・ボートがブレッド湖で利用されるようになったのは1590年頃だと言われていますが、18世紀になると、このあたり一帯を支配していたハプスブルク家のマリア・テレジアが当時ブレッド周辺の『ムリノ(Mlino)』と呼ばれる地域に住む住人達に、プレトナ・ボートの運営の独占権を与えたとされています。     当時ムリノは、他の湖周辺のエリアと異なり農作物を育てられるスペースもなく、ムリノの人々は非常に貧しい生活を余儀なくされていたのだとか。   そんなムリノの人々を哀れに思ったマリア・テレジアは、当時ムリノに住んでいた23世帯の家族にブレッド島へ渡るプレトナ・ボートの運営独占権を与えたのです。   こうしてマリア・テレジアの計らいで安定した収入が得られるようになったムリノの人々は、その後も現在に至るまで父から息子へとその仕事を受け継いできました。   今でもプレトナ・ボートの漕ぎ手になれるのは、その23世帯のお家に生まれた男の子のみ。世代から世代へと、大切に伝統が受け継がれ守られています。 チケットの買い方・利用時の注意点   プレトナ・ボートのチケットは船頭さんから直接買います。料金は往復で一人18ユーロ。往復岸から島に渡る時ではなく、島から岸に戻る乗船時に船頭さんに現金で払います。(クレジットカードで支払いができないので要注意です)   ボートに運航スケジュールはなく、乗客がある程度集まったところで出発します。観光ハイシーズンの夏はすぐにいっぱいになり出発しますが、冬などのオフシーズンは人が集まらずなかなか出発しないこともあるので、時間に余裕を持って気長に待ちましょう。   一般的に島での滞在時間は30分~40分程度。島に到着したら下船前に船頭さんが「●時●分にここに戻ってきてね」と伝えてくれるので、どのボートなのか忘れないようにしっかり覚えておき、指定された時間までに必ず戻ってきてくださいね。   プレトナ・ボート 乗り場 主なプレトナ・ボートの発着ポイントは下記マップの通り。   湖の周辺にはプレトナ・ボート乗り場が点在しており、下のマップで表示されているポイント以外にもいくつか発着所が存在します。   おすすめルートは? ブレッド湖 プレとナ・ボート発着乗り場マップ   プレトナ・ボートはそれぞれの乗り場から、ブレッド島を目指して真っすぐに進みます。そのため、乗船する乗り場によって乗船時間が違うのがポイント。   【時間のない方は】   時間があまりない方は、②のムリノ(Mlino)や③のヴェリカ・ザカ(Velika... »記事

月曜日, 4月 18th, 2016
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【厳選】スロベニアに行くなら絶対に行きたいおすすめ観光スポットBEST3

日本ではまだあまり広く知られていないスロベニア。まるでおとぎ話の世界のような、心奪われる景色に出逢える国として密かに旅人たちの注目を集めています。   今回は数ある見所の中から、スロベニアを訪れたらぜひ訪れていただきたいおすすめの町を3つ厳選してみました! 1.... »記事

火曜日, 12月 29th, 2015
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スロベニアの祝日・祭日・お店の営業時間

スロヴェニアのシンボル、龍   日本では24時間営業のスーパーやコンビニが当たり前のように存在しますが、スロベニアで24時間営業のお店は稀。そこでスロベニアの祝日、ビジネスアワー(一般的なお店の営業時間)をまとめてみました。   スロヴェニアの祭日・祝日 1月1日、1月2日・・・新年 2月8日・・・プレシェーレンの日 4月21日・・・イースター★ 4月22日・・・イースターマンデー★ 4月27日・・・抵抗運動記念日 5月1日、5月2日・・・メーデー 6月25日・・・国家の日 8月15日・・・聖母被昇天祭 10月31日・・・宗教改革の日 11月1日・・・万聖節(諸聖人の日) 12月25日・・・クリスマス 12月26日・・・独立記念日 ※“★”印が付いた祝祭日は毎年日付が変わります。上記のものは2019年のものです。   特にイースター、12月25日、1月1日はスロベニア中のお店、観光スポットが閉まってしまうので、ご旅行を計画されている方はご注意ください。   その他、教会などの宗教施設はカトリックの祝祭日にはCLOSEとなることが多いので、気になる方は事前に各都市の観光インフォメーションなどへお問い合わください。   ビジネスアワー スロべニアでの一般的な営業時間の目安は以下の通り。   ... »記事

金曜日, 12月 11th, 2015
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旅行前にチェック!スロベニア観光基本情報

白・青・赤の横縞模様はスラブ民族の象徴。国章にはトリグラフ山。アドリア海と川が描かれている ビザ(査証) 3か月以内の観光目的の滞在ならビザは不要。なお、スロベニアはシェンゲン協定実施国です。 水は飲める? スロベニアの水道水は安心して飲める、安全な飲料水とされています。ですが、普段飲み慣れない水道水を飲むと、おなかがびっくりして体調を崩してしまう方もいらっしゃいます。そのため、お腹の弱い方や、衛生面が気になるという方は、やはりスーパーやキオスクでペットボトルのお水を購入されることをおすすめします。 日本との時差は? 日本とスロベニアの時差は、冬時間では日本が8時間、夏時間(サマータイム)では7時間早くなります。... »記事