パワーチャージに訪れたい!クロアチアのパワースポット6選

 

日々の生活に疲れたら、クロアチアでエネルギーチャージをしませんか?豊かな自然と温かい人々、おいしい食べ物が、きっと疲れた身と心を癒してくれるはずです。今回は、クロアチアを訪れたら足を運んでみたい、旅行者でも気軽に立ち寄れるおすすめのパワースポットを6つまとめてみました。

1.グルグール・ニンスキ像

スプリットのシンボル、グルグール・ニンスキ像

スプリットのシンボル、グルグール・ニンスキ像

 

クロアチアで一番有名なパワースポットと言えば、スプリットの「ディオクレティアヌス宮殿」の北側、「金の門」の正面に立つ巨大なグルグール・ニンスキ像。グルグール司教とは10世紀に実在した人物で、それまでラテン語のみで行われていたミサにクロアチア語を導入し、スラブ言語の保護に貢献したとされるクロアチアの英雄のひとり。

 

願いを込めて、左足の親指に触れてみて

願いを込めて、左足の親指に触れてみて

ニンスキ像の金色にピカピカ輝く左足の親指に触れると、幸運が訪れたり、願い事が叶うと言われています。さて、何をお願いしますか?

  2.プリトヴィッツェ国立湖群公園

水が流れ落ちる壮大な様子に、心も洗われるような気持に

水が流れ落ちる壮大な様子に、心も洗われるような気持に

 

「クロアチアの豊かな森からパワーをもらいたい!」という方はプリトヴィッツェ国立湖群公園へ!豊かな森、エメラルドグリーンに輝く湖と無数の滝が織り成す幻想的な景色……。おとぎ話の世界のような美しい自然が広がるこの地は、まさに癒しの楽園!クロアチアの大自然に囲まれて、元気をたくさんチャージしてくださいね。

 

 3.ザダルの夕日

©Zadar Tourist Board

©Zadar Tourist Board

 

「ザダルの夕日は世界で最も美しい。フロリダのキーウェストの夕日よりも・・・」 これはサスペンス映画の巨匠ヒッチコック監督が、ザダルで見た夕日の美しさに感動して残した言葉です。  真っ青に輝いていた空とアドリア海を、真っ赤に染めながら沈みゆく太陽。怖いくらい美しいその光景は、たしかに胸に迫る迫力があります。

 

夕日には疲れや溜まった「気」の汚れを浄化してくれるパワーがあるのだとか。水平線の向こうに夕日が沈むまで、ゆっくりと眺めてみて。きっと夕日が視界から消え頭上に星が輝く頃、悩みや不安も海の彼方へと飛んで行っていることでしょう。

 

4.フヴァル島の要塞

要塞からはオレンジの屋根が広がるフヴァル・タウンも一望できる

要塞からはオレンジの屋根が広がるフヴァル・タウンも一望できる

 

「クロアチアの蒼く輝くアドリア海に癒されたい!」という方はフヴァル島の要塞へ!どこまでも透き通る青い海、輝く太陽、ほのかに香るラベンダー、良質な オリーブ、のどかなぶどう畑、趣溢れる石畳の路地、おいしいシーフード、美しい夕日…。そんなアドリア海の魅力がぎゅっと詰まったフヴァル島は、世界中の 人々の心を捉えてやみません。

 

どこを見ても絵画のように美しい島内

どこを見ても絵画のように美しい島内

 

趣たっぷりの石畳の通りの隙間から、青い海が見え隠れするこの島は、どこを切り取っても絵になるような美しさ。そんな島でも一番の、とびっきりの絶景に出 会えるのがフヴァル・タウンに位置する城塞。  小高い丘の上に堂々とそびえ立つ要塞からは、フヴァル・タウンと海のずっと向こう側や、遠くに点々と広がる島々が一望できます!

 

心が震えるくらい美しいその景色は、とても言葉では表せないほど。  潮風に吹かれながら、真っ青な海の上を気持ち良さそうに走るヨットやボートを眺めていると、身も心も洗われるような気持になるはず。

 

島を去る頃には、きっ と日ごろのストレスも吹き飛び、元気いっぱいになっていることでしょう!

5.ドブロブニクの石

 

小さくて見落としやすいので注意!

小さくて見落としやすいので注意!

 

ドブロブニク旧市街内のフランシスコ会修道院の近くにある壁。そこから小さく突き出た石の台には「台に乗ってシャツを脱ぐと、幸運と愛に恵まれる」という伝説が残されています。ドブロブニクを訪れる際は、ぜひ試してみてくださいね!

 

6.スルジ山の頂上

ドブロブニク旧市街

ドブロブニク旧市街

 

「フヴァル島の要塞には遠くてなかなか気軽に行けない・・・」という方におすすめしたいのが、ドブロブニクのスルジ山の頂上。ドブロブニクの街とアドリア海を一望できる絶景があなたを待っています!

 

夕日に染まるドブロブニク

夕日に染まるドブロブニク

 

せっかく行くなら、筆者のおすすめの時間帯は日暮れ前。まだ海が青く輝く時間に頂上に訪れて、のんびりと夕暮れを待ちましょう。青く輝くアドリア海も筆舌に尽くしがたい美しさですが、夕焼けに染まる町と海の向こう側に沈む夕日を眺めるひとときも極上。夕日を見届けて山を下りる頃、きっと心が軽くなっていることでしょう。

 

「6か所すべて回りたい!」という方は、プリトヴィッツェ→ザダル→スプリット→フヴァル→ドブロブニクの順番(あるいはその逆)のルートで回ると効率的ですよ!

 

小坂井真美

本コラムは、「地球の歩き方 旅いさら」に寄稿したものを一部加筆・修正したものです