クロアチアの”小さなポストイナ” フジネ

湖の辺に佇む町、フジネ(C)Tourist Board of the Municipality Fuzine

湖の辺に佇む町、フジネ(C)Tourist Board of the Municipality Fuzine

クヴァルネル地方に位置する、美しい湖の辺に佇む小さな町、フジネ(Fužine)。町には大小3つの湖が存在し、週末になると湖でボートやカヌー、カヤック、そして釣りなどを楽しもうとたくさんのクロアチア人が訪れます。この町の湖がユニークな点。それはすべてが”人工湖”であるということ!町が位置するこの一帯の地域は年間の降水量がクロアチアで最も多く(年間1500mm~2000mm)、その膨大な雨水を保管してうまく利用するために、3つの人工湖が作られました。

 

町で一番古い湖は1950年代に建てられてた「バイェル湖(Bajer)。3つの湖の中で一番人気で、湖の辺でピクニックを楽しむ人をはじめ、湖の上でボートやカヤックを楽しむ人たちの姿をよく見かけます。

 

そして、町で一番大きい湖は1988年に造られた「レペニツァ湖(Lepenica)」。水深は一番深い所で18mまでにも達し、夏になると水遊びを楽しむたくさんの人々で賑わいます。一番小さな湖は「ポトコス(Potkos)」。山の麓に佇む静かな湖で、ピクニックにぴったりです。

 

このように「湖の町」として知られるフジネですが、もうひとつ町の観光スポットとして知られているのがヴレロ洞窟。1950年代にバイェル湖を造る時に偶然発見された洞窟で、およそ350万年から400万年前に形成されたと考えられています。全長わずか300mと小さな洞窟ですが、その美しさから 「小さなポストイナ」と称されています。

「小さなポストイナ」ヴレロ洞窟 (C)ourist Board of the Municipality Fuzine

「小さなポストイナ」ヴレロ洞窟 (C)ourist Board of the Municipality Fuzine

1998年からは観光客にも開放されるようになり、照明や橋、歩道などが取り付けられました。洞窟の中は平坦で階段もないため子供やお年寄り、さらには車椅子を利用されるの方も気軽に観光できるヨーロッパで唯一の洞窟としても知られています。

 

年間約1万人が訪れるヴレロ洞窟。ハイシーズンである6月15日~9月1日までは毎日開放されていますが、それ以外の季節は土曜日、日曜日のみ。平日観光を希望する方は、3日前までにフジネ観光局にメールで問い合わせて事前予約する必要があります(ただし、10人以上の団体のみ申し込み可)。

 

小さな町なので、遥々クロアチアにお越しの方には、ここだけのためにわざわざ時間をかけてザグレブなどから移動して訪ねることはあまりおすすめしませんが、リエカに向かう途中など、時間に余裕がある時に立ち寄ってみるといいかもしれません。(ヴレロ洞窟の観光所要時間は約30分程です)

 

ヴレロ洞窟入場料:30クーナ

 

フジネ観光局
電話番号:+385.51.835.163
メールアドレス:fuzine@ri.t-com.hr

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